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こんにちは、みおです。
「ヒルトンのポイントとANAマイル、結局どっちを貯めればいいの?」
カードを2枚持つようになってから、友人に何度か聞かれました。私も最初は「1枚に絞ったほうがいいのでは」と迷っていました。
いまのわが家の答えは、どちらか一方ではなく、役割を分けて両方使うです。
わが家の分け方(結論)
| 年間のカード払い | 使うカード | 貯まるもの |
|---|---|---|
| 150万円まで | ヒルトンアメックス | ヒルトンポイント+無料宿泊1泊 |
| 150万円を超えた分 | ソラチカゴールド | ANAマイル |
- 理由1:150万円までは、無料宿泊1泊の価値がマイルとの差を大きく上回った
- 理由2:150万円を超えた分は、ソラチカゴールドのほうが約2倍貯まる
- ただし答えは家庭ごとに違います。後半の「確認する5項目」で、ご自分の家庭に当てはめてみてください
ひとことで言うと、「無料のホテルに泊まりたいならヒルトン、移動を無料にしたいならマイル」。うまくいけば、2つを合わせて旅行全体を無料に近づけられます。
この記事では、わが家がこの分け方にした計算と、実際の運用、そして「この分け方が向かない家庭」までお伝えします。
家族旅行の費用は「人数で増えるもの」と「増えにくいもの」に分かれる
結論から言うと、ヒルトンポイントとANAマイルは、払っている費用の性質が違うので、比べるより役割を分けたほうが使いやすいです。
家族旅行の費用を分けると、
- 移動(航空券・新幹線):人数分かかる
- 宿泊(ホテル):1室で泊まれることが多い
という違いがあります。ヒルトンポイントは宿泊に、ANAマイルは移動に効きます。
わが家の2つの旅行で比べると、違いがはっきりします。
| 大阪(2025年7月・夫婦2人) | 沖縄(2026年12月・0歳児連れ) | |
|---|---|---|
| 移動 | 新幹線・現金(2人の往復で約58,000円) | ANAの特典航空券(行きの2人分) |
| 宿泊 | ウォルドーフ・アストリア大阪に無料宿泊特典で1泊 | ― |
| 無料になったもの | ホテル | 飛行機 |
大阪はホテルが無料、沖縄は飛行機が無料。同じ「ポイントで行く旅行」でも、効いた場所が逆でした。
大阪のときは、ホテルが無料になったぶん、旅行全体の6割強がかからなかった計算です(ホテルを同じ時期の料金で調べると95,243円、移動の約58,000円と合わせて約15.3万円のうち)。それでも新幹線代の約58,000円は現金で払っています。ここがマイルの出番です。
航空券:子どもが座席を使う年齢になると人数分かかる
ANAの国内線の特典航空券は、2歳未満の子どもが大人の膝の上に座るなら、大人1人につき1人まで無料です。ただし無料でも「特典利用者」としての登録と、大人と同時の予約・発券が必要です。
2歳以上になると、座席を使うかどうかにかかわらず大人と同じマイル数が必要になります(ANA公式:国内線特典航空券のご利用条件、2026年10月16日確認)。
つまり、子どもが大きくなるほど、移動にかかるマイルは人数分ふくらんでいきます。
12月の沖縄は、行きの便を夫婦2人分の特典航空券で予約しました。キャンペーン中で1人4,900マイル。同じ便を現金で買うと1人16,880円でした。0歳の子どもは膝の上なので0円です。マイルで払っても、空港の施設使用料など2人で1,640円は現金でかかりました。

予約のときにいちばん不安だったのは、飛行機のほうでした。膝の上で何時間もつか、耳抜きはどうするか、泣いたら、ミルクの時間は……。ホテルは「2人部屋でいいのか、3人部屋が必要か」くらいだったので、子連れだと移動のほうが悩みも費用も大きいと感じています。
0歳児連れの沖縄の詳しい話は、旅行のあとに別の記事でまとめる予定です。
ホテル:1室で泊まれるが、定員と添い寝の条件は確認が必要
ホテルは家族が増えても1室で泊まれることが多いので、ポイントの効き方が人数で変わりにくいのが強みです。

ただし、「必ず1室で済む」わけではありません。ヒルトンの無料宿泊特典はスタンダードルーム1室・2名分で、部屋の定員はホテルごとに違います。わが家が泊まったホテルでも、ウォルドーフ・アストリア大阪の部屋は2人まで、ROKU KYOTOは3人まででした。
2027年に届く無料宿泊は、子連れで使う予定です。候補はROKU KYOTO、コンラッド大阪、コンラッド東京など。予約の前に、子どもの添い寝の年齢と部屋の定員を、ホテルの公式サイトか電話で確認するつもりです。
子どもの添い寝(ベッドを使わない子ども)の年齢や、部屋に泊まれる人数はホテルごとに違います。無料宿泊を家族で使うときは、予約の前にホテルへ確認してください。
夫が「将来的には移動のほうがお金がかかるから、マイルがあったほうが嬉しい」と言っていたのも、この違いがあるからです。ヒルトンは無料宿泊があっても人数の制限があるので、使える場面に限りがあります。
100円の支払いで、ヒルトンとANAマイルはどれだけ違う?
次に、毎日の支払いでどれだけ貯まるかを比べます。結論は、150万円までは無料宿泊のぶんヒルトンが有利になりやすく、超えた分はソラチカゴールドが約2倍です。
| ヒルトンアメックス | ソラチカゴールド | |
|---|---|---|
| 年会費 | 16,500円 | 15,400円 |
| 100円の支払いで | 2ポイント(約1円分) | 1マイル(約2円分) |
| 年150万円までで | 30,000ポイント(約1.5万円分)+翌年の無料宿泊1泊 | 15,000マイル(約3万円分) |
| 150万円を超えた分 | 100円で約1円分(無料宿泊は増えない) | 100円で約2円分 |
1マイル=2円、ヒルトン1ポイント=0.5円で換算(当ブログの基準値)。特典の空きや時期で、実際の価値は上下します。獲得率は一般的な加盟店での支払いの場合で、支払い先によってはポイントが少なくなる、またはつかないことがあります。ソラチカゴールドは、カードの支払い200円で1ポイント(J-POINT)を、1ポイント=2マイルで移行した場合です(ゴールドは移行手数料無料)。
夫のひとこと
換算の目安は、国内線の特典航空券で無理なく届く「1マイル=2円」にしています。沖縄の便はキャンペーン中だったので、現金の16,880円から特典航空券でも払った820円を引いて4,900マイルで割ると、1マイル約3.3円。キャンペーンがなければ1人8,000マイルなので約2.0円で、ほぼ目安どおりです。
わが家が「年150万円」で切り替える理由
ここが記事の中心です。わが家は、年150万円まではヒルトンアメックス、超えた分はソラチカゴールドで払っています。
理由は、150万円を境に「どちらが得か」が入れ替わるからです。
150万円までは「無料宿泊1泊の価値」で決まる
150万円をどちらで払うかで比べると、
- ヒルトンアメックス:約1.5万円分のポイント+無料宿泊1泊
- ソラチカゴールド:約3万円分のマイル
で、ポイントだけならソラチカのほうが約1.5万円多くなります。つまり、無料宿泊1泊を1.5万円より高い価値で使えるなら、ヒルトンのほうが得です。
わが家の実際の1泊はこうでした。
| 無料宿泊で泊まったホテル | 時期 | 1泊の料金の目安 |
|---|---|---|
| ウォルドーフ・アストリア大阪 | 2025年7月 | 同じ時期の料金で95,243円 |
| ROKU KYOTO | 2026年4月 | 相場で約10万〜14.3万円 |
2回とも10万円前後以上で、1.5万円を大きく上回りました。ゴールド会員の朝食無料(2人で約12,000円)もつくので、差はさらに広がります。


ただ、1.5万円を超えるかどうかは、特典でどのホテルを選ぶかによります。無料宿泊は週末の1泊に限られ、わが家も1か月前の予約でROKU KYOTOは第2希望の日になりました。行きたいホテルや日程を選べないと、価値は下がります。
年会費については、正直に言うと最初は抵抗がありました。でも、最近はビジネスホテルでも年会費くらいの値段がざらにあります。「年会費を払って、いいホテルに1泊する」と考えると、わが家には十分見合っています。
150万円を超えた分は、ソラチカが約2倍
150万円を超えると、ヒルトンアメックスでいくら払っても無料宿泊は増えません。残るのは100円で約1円分のポイントだけです。
一方、ソラチカゴールドなら100円で約2円分のマイル。同じ支払いで約2倍になるので、150万円を超えたら切り替える、と決めました。
ヒルトンポイントはこのあとも貯まり続けますが、円にすると、マイルのほうが高くなりやすい。これが切り替えの理由です。
実際の運用:今年は6月に切り替えた
今年はふだんの生活費に加えて大きな出費が重なり、カードの更新月(3月)から数えて6月にはアメックスで140万円に届きました。そこで6月から、ふだんの支払いはソラチカゴールドに切り替えています。
残りの10万円は、アメックスに残したままの水道光熱費で届かせます。引き落とし先を変える手続きが面倒なので、そのままにしています。
わが家の切り替えのやり方
- 進み具合はアメックスのアプリで確認する
- 140万円前後でソラチカに切り替える(残りは水道光熱費で届く)
- 切り替えといっても「お店でどちらのカードを出すか」を変えるだけ
手間はほとんどありません。集計の期間で困ったこともなく、達成の通知は達成した翌月ごろ、無料宿泊はカードの更新月から1〜2か月後に届きました。集計は入会日から1年ごとで、家族カードの利用分も合算されます。年会費など一部の支払いは対象外です(アメックス公式:ウィークエンド無料宿泊特典、2026年10月17日確認)。
ちなみに、住民税をアメックスでスマホ決済したときは、ポイントはつきませんでしたが150万円の集計には数えられました。ふるさと納税をどちらのカードで払うかは、ふるさと納税はどのカードで払う?にまとめています。

夫婦でカードの名義を分けた理由
これからは、ヒルトンアメックスは夫が本会員(私は家族カード)、ソラチカゴールドは私が本会員(夫は家族カード)という形にします。
理由は、支払いの分散です。夫婦それぞれに給与の口座があるので、引き落としの口座も分けたかったからです。家族カードの利用分は本会員の利用額に合算されるので、どちらの名義で使っても150万円の集計はまとまります。
ここまでの詳しい内容は、カードごとの記事にまとめています。2枚を作る順番は、次の記事にまとめました。
- ヒルトンアメックスの3年間の収支 → ヒルトンアメックスは元が取れる?夫婦で使って3年目の収支を公開
- ソラチカゴールドで貯まるマイル → ソラチカゴールドで年何マイル?決済額×出社日数の早見表

ヒルトンポイントをANAマイルに交換しない理由
「ヒルトンポイントをマイルに交換すれば、1枚で済むのでは?」と思うかもしれません。わが家は交換しません。レートが低すぎるからです。
ヒルトンポイントからANAマイルへの交換は、10,000ポイントで1,000マイル、反映まで1〜2か月かかります(ANA公式:ヒルトン・オナーズ、2026年10月13日確認)。
当ブログの基準値で計算すると、
- 10,000ポイント=約5,000円分
- 1,000マイル=約2,000円分
で、交換すると半分以下になります。わが家は検討したことすらありません。ホテルにはヒルトンポイント、飛行機にはマイルと、最初から貯める先を分けるほうが無駄がありません。
マイルを特典航空券に使うまでの日数は、ANAマイル交換は何日かかる?特典航空券に間に合わせる逆算早見表で詳しく紹介しています。
2枚の年会費は元が取れている?
わが家の年会費は、ヒルトンアメックスが16,500円(家族カード1枚目は無料)、ソラチカゴールドが15,400円+家族カード2,200円で、合計34,100円です。
決して安くはありません。それでも、2枚とも元は取れていると感じています。
ヒルトンアメックス(16,500円)
- 年1回の無料宿泊で、1泊10万円前後のホテルに泊まれた
- 年会費で、いいホテルに1泊していると考えている
ソラチカゴールド(15,400円+2,200円)
- 沖縄の行きの便をマイルで払えた。年会費で飛行機に乗れたと思えば安い
- LCCと比べても、預けられる荷物が多く、ターミナルも近く、安い便を探す手間もない
なお、ヒルトンアメックスの上位カード(プレミアム)には、今は切り替えていません。年に2回ホテルの旅行に行けるかわからないこと、上級会員になっても満足度が大きく上がりそうにないこと、年300万円の決済がきつくなるかもしれないことが理由です。子どもの成長や決済額しだいで、将来また考えるつもりです。
あなたの家庭はどちら?検討のときに確認する5項目
わが家の分け方が、すべての家庭に合うわけではありません。損得を決める表ではなく、検討のときに確認してほしい項目をまとめました。
| 確認すること | ヒルトンが向きやすい | ANAマイル(ソラチカ)が向きやすい |
|---|---|---|
| ① 年間のカード払い | ふだんの生活費で150万円に無理なく届く | 150万円に届かない |
| ② 飛行機を使う旅行 | 新幹線・車の旅行が多い | 飛行機の移動が多い、国際線も使いたい |
| ③ 泊まりたいホテル | 行き先にヒルトンがある、高級ホテルに泊まってみたい | ヒルトン以外のホテルにも泊まりたい |
| ④ 日程の自由 | 週末に1泊できる | 特典航空券の空きに合わせて日程を動かせる |
| ⑤ 子どもの年齢 | 添い寝で1室に泊まれる年齢 | 2歳以上で座席が必要になっても、人数分のマイルを用意できる |
①で150万円に無理なく届くなら、わが家と同じく「150万円まではヒルトン、超えたらマイル」が候補になります。届かないなら、最初からマイルに寄せたほうがシンプルです。
150万円に届かないままヒルトンアメックスを持つと、無料宿泊はもらえません。残るのはゴールド会員の朝食無料と、100円で約1円分のポイントです。年に何回ヒルトンに泊まるかで、年会費16,500円に見合うかを考えてみてください。
ほかにも、東京メトロによく乗る家庭は、ソラチカゴールドのメトロの特典も使えます。
この分け方が向かない家庭
反対に、次のような家庭には、わが家の分け方はおすすめしません。
- ふだんの支払いで150万円に届かない:届かせるために買い物を増やすと、本末転倒です
- 飛行機をほとんど使わない:マイルの出番が少なく、ソラチカゴールドの年会費が重くなります
- ヒルトンのない地域への旅行が多い:無料宿泊を使える場面が限られます
わが家が決めているのは、条件のために決済を増やさないことです。日常の買い物がいちばん大事で、楽天市場のほうが安ければ、楽天カードで買うこともあります。ポイントのために高いお店で買っては、旅行のためのお金が減ってしまいます。
旅行の前に家計全体を見直したい方は、わが家が家を買う前に受けた無料FP相談の記事も参考にしてください。

まとめ:まずは「年間のカード払い」を確認しよう
- ヒルトンポイントは宿泊、ANAマイルは移動に効く。家族旅行では、人数分かかる航空券と、1室で泊まれるホテルで役割を分けられる
- わが家は、年150万円まではヒルトンアメックス(無料宿泊1泊が約1.5万円の差を上回った)、超えた分はソラチカゴールド(約2倍貯まる)
- ヒルトンポイントをANAマイルに交換すると、価値が半分以下になる
- 150万円に届かない家庭や、飛行機を使わない家庭には向かない。条件のために決済を増やさない
まずは、カードのアプリで去年1年間のカード払いの合計を見てみてください。150万円に無理なく届くかどうかで、どちらから始めるかが決まります。
ホテルが無料の旅行も、飛行機が無料の旅行も、わが家にとってはふだんの生活費の延長です。子どもが大きくなっても家族旅行をあきらめないために、これからも2つを分けて貯めていきます。
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この記事を書いた人
みお|看護師ママ。夫と0歳の子どもの3人家族。ヒルトンアメックスは2024年から、ソラチカゴールドは2026年から使っています。
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